COUTURE
“虹の麓”を意味する小さなアトリエ、 ウ・ピエ・ド・ラカンシエルでは、デザイナーの感性を通して
個人の思い出やパーソナリティを形にしてゆく独特の制作スタイルをとっています。
ゆえに生み出されたジュエリーは完全なるオート・クチュール・ピース。
依頼主の手元にのみ存在する“ただ一人のための宝物”です。
宝石箱の片隅に眠る石を新たなストーリーとデザインで甦らせる「アウェイク・ユア・ジェムズ」(リデザイン)
大切な人への想いを形にした「ザ・シェイプ・オブ・ラヴ」(ブライダルとアニバーサリー)の他
新たに宝石から探してお仕立てする「オートクチュール」も承っております。
COLLECTION
TAMAKO TSUDAのコレクションはゴールドやプラチナといった貴金属素材を用いながらも仏美術評論家ロジェ・ブイヨ氏に「濃密な表現力」と評されたユニークな造形と、身に着ける人のパーソナリティにそっと寄り添う繊細さを合わせ持っています。消えゆく世界への郷愁、色彩を味わう、空想科学……幾つかの詩的なキーワードから、それぞれのコレクションの背景に潜む世界観を紐解いてみましょう。
murmure de Bijoux
〝宝石のささやき〟をコンセプトに、一つひとつ吟味した天然鉱石をシンプルなイヤーアイテムにお仕立てするTAMAKO TSUDAの新しいブランドです。ペールトーンのダイヤモンド、色彩豊かなサファイア、隕石に閉じ込められたペリドット……それぞれの石にまつわる物語とともに、貴方の耳元へお届けします。
BIOGRAPHY
TAMAKO TSUDA 津田珠子
東京都生まれ。真珠ビジネスを手掛けていた祖父の工房で幼い頃より宝石に触れて育ち、やがて古代
の宝飾品と歴史美術の分野に興味を持つ。1997年、成城大学文芸学部芸術学科を卒業し博物館学芸員
の資格を取得。同年、国内宝飾メーカーのデザイナーとして商品開発に携わる一方で絵画の分野にお
いても画家として活動。2002年パリ国際サロン会員への推薦を受け独立、ジュエリーとアートを融合
させたクリエイションを模索し始める。翌年から2010年まで会員として、毎秋フランスで開催される
サロン・インターナショナル・ド・パリにて絵画やジュエリー作品を発表。2004年アトリエ “AU
PIED DE L‘ARCENCIEL” (ウ ピエ ド ラカンシエル) を立ち上げ、主に個人顧客を対象にしたオートク
チュール・ジュエリー及びシグネチャーコレクションの制作を開始。宝飾品・絵画・写真などジャン
ルにとらわれないコンセプチュアルな個展を行っている。また国内外宝飾ブランドのローンチ、
デザイン監修等も手がける。
【受賞歴】
2000年:国際ゴールドジュエリーアウォード WGC Gold Virtuosi賞 受賞
2001年:第28回インターナショナル・パールデザインコンテスト入選
2007年:ベルギー国際ダイヤモンドコンテスト HRD Awards選出
2018年:ルクセンブルグ・ピナコテーク芸術功績証